いざワーホリへ行こう!と決めて準備に入るとき、
と考えている方も多いのではないでしょうか。
やっぱり不安だし、一度はエージェントが頭によぎりますよね。
初めてなら尚更です。
でもズバリ結論から言うと、
エージェントなしでOKです。
そしてエージェントを通そうと思っている方は、合わせて語学学校やホームステイを申し込む方が多いと思うのですが、
ぶっちゃけ語学学校もホームステイもなしでOKです。
もちろんこれは筆者の持論なので、「行くな」と言っているわけではございません。
・不安なので初めはエージェントを通す!
・まったく英語が話せないのでとりあえず語学学校は絶対行く!
・現地の生活に馴染みたいのでホームステイしてみたい!
という方は是非!というスタンスですのでご安心を。
ただ、自分がワーホリ4カ国を経験したからこそ言えることは、エージェントに大金を使うより
- 自力で情報収集して自分に必要なものだけを買う・申し込む
- ワーホリ前に少しでも英語に慣れるために外国人のいるシェアハウスに住む
- 現地で働きながら豪遊・いっぱい旅行する
こういったことなどにお金を使うほうが断然価値がありました。
参考記事
>>ワーホリ前に英語力を身につける方法【シェアハウスに住む】
さて今回は、
- やっぱエージェントとかって必要なの?
- 語学学校に行ったり、ホームステイってしたほうがいいの?
- 何もわらないし英語も話せないんだから、エージェントを通して学校とかに行くべきだよね?
- 実際どうなの?
と悩んだり迷っている方や、固定観念みたいなものを持っている方へ1つのアドバイスとして
◆語学学校行
◆ホームステイ
すべてなしでワーホリ4カ国(オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス)を経験した私が解説していきます。
さらに、実際にエージェントを通して語学学校に行ってホームステイをした友人たちの感想も現地で聞きました。
それらを踏まえて、「あ、やっぱりエージェントなしで良かったわ!」と思った理由についても説明しているので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
エージェントなしでOKの理由
高額
まずこの理由に尽きます。
実際にエージェントを通した友人たちから聞いた話では、やってもらった事として
- ビザの手配
- チケットの手配
- 空港からのピックアップの手配
- 現地で使うケータイ(SIMカード)の手配
- ホームステイの手配
- 語学学校の手配
- 海外保険の手配
などがあげられ、当時は皆さんだいたい60万〜100万くらい払っていましたね。
そして現地での友人たちの感想:
『お金ムダだった』
『気にかけてくれるのは最初だけ。入国後はほったらかしだった』
『高いお金を払ったわりには意外と何もしてくれなかった』
『次は絶対いらない』
と対価に見合ったサービスではなかったようです。
もちろん親身になってサポートしてくれる良いエージェントもあると思います。
でも残念ながら、「エージェントを通してよかった!」という声を、わたしは誰からも聞きませんでした。
そもそも高額だと分かっていてもエージェントを通すと決めたのは、
- 自分の代わりにやってくれるのでラク(時短)
- 書類の記入漏れや、申請の間違いがない
- 安心安全に行きたい
- どうしても不安だから
- 通すものだと思っている
など、こういった理由からですが、そんな不安に思っていた人たちが結果的に「いらなかった」と言うのは、わたしの持論よりも信憑性があると思います。
「やろうと思えば自分で出来る」という事に気づき、次は自力でやってみよう!と思えるのがオチでした。
なんでも自分でやったほうが成長できる
これは私自身、ワーホリ4カ国を経験して自信を持って言えることなのですが、
『自分でどうにかする』という状況は、驚くほど人を成長させます。
出発前の情報収集から始まり、現地でどうにかしていく。
もちろん孤独で不安ばかりでしたが、なんでも自分でやったほうがあとあと自信もつくし成長できます。
たとえ失敗しても、それが良い経験となるだけです。
意外とスマホとWi-Fiで解決できることが多い
わたしが初めてワーホリに行ったのはもう10年以上前なのですが、その当時
- スマホ(流行りだしたときで持ってた人はちらほら)
- Wi-Fi
- ツイッター
- インスタ
- グーグルマップ的なもの
こういったものはまだまだ普及していなくて、現地では「地球の歩き方」という本とか、電子辞書とか、現地の掲示板とかでなんとかしてたのを覚えています。
くり返しになりますが、こんな時代に会った人たちが「エージェントいらなかった」と言っていたのです。
今ではググればどんな情報でも簡単に手に入りますし、海外へ行ってもどこでもWi-Fiが繋がるので、ぶっちゃけスマホとWi-Fiがあれば結構なんでも解決できたりします。
語学学校に行かなくていい理由
わからない、ついていけない
- 授業のすべてが英語なので全然わからなくてついていけない
- もしくは 中高で学んだ英語の英語バージョンの授業なので、聞き流す程度で やり過ごして終わり
- テストだけ頑張って卒業
結果、オジャン。 みたいな感じです。
現地で学生さんからこういう事を聞くたびに、「ホンっトにもったいないわー。お金と時間。」って心の中でいつも思ってました。
日本人ばっかりで固まるから意味ない
やっぱり異国の地で「仲間」を見ると安心しますよね。
友達ができる=孤独にならないので、唯一のメリットでもあるのですが、これがかえって良くないことでもあるんです。
日本人グループの出来上がりでございます。
まいにち日本人と固まって、わからない事や宿題はもちろん、 学校以外の時間も一緒に過ごしていて、気づけば日本語ばかり話している。
てかずっと日本人といる。
いや、 ここ外国なのにほとんど日本語しか喋ってない、、、ってなってる。
もったいない。
不利
「語学学校」ですから当然いろんな国の生徒さんがいるわけで、その中でも日本人はかなりシャイな性格なのです。
対して他国の生徒さんは、めっちゃくちゃ積極的。
たとえば先生が
「これ、わかる人ー?」と言えば
「Me! Me! Me!」と言って手を上げ、わからない事があると
「Excuse me!」と言ってなんでも聞きます。
結果、
日本人=ライティングは完璧だけど、スピーキングは最悪
他国の生徒さん=ライティングは最悪だけど、スピーキングは完璧 になります。
スピーキングが完璧というのは発音とか文法とかじゃなくて
「会話力」です。
英語学習において会話力やコミュニケーション力が1番大事ですが、残炎ながらこれが1番日本人に欠けているものです。
間違っても、何言ってるかわからなくても、気にせず喋り続けるポジティブさ。
これが英会話の上達に繋がるのです。
上記であげた点が高いお金を払って語学学校に行かなくてもいい理由です。
高いお金を払って黙って聞いてるのって、もったいないですよね。
わたしは英会話におけるポジティブさは場所なんて選ばないと思っています。
『語学学校でしか英会話は上達しない』なんてことはありません。
こんな感じなら、日常生活の中で多少は英語を身に付けれるんじゃないかな?
しかもタダで。
と、どうしても思ってしまうのです。
ホームステイをしなくていい理由
気をつかう
自分の1番の理由はこれだったので、ホームステイは全く視野に入れていませんでした。
お金を払うとはいえ、知らない家族の家で生活というのはやっぱり気をつかいます。(いや同じお金払うならぜったい自分で住むわ。がホンネです。)
国や文化、マナーが違えば尚更。
とにかく
- 自由に過ごしたい
- 自分の好きな時に好きなようにしたい
- ひとりが好き
って方にはホームステイは向かないと思います。
当たりハズレがある
って言ってました。
わたしが聞いたハズレのホストファミリーは
- 帰ったら、机にハンバーガー2個置いてある(外出してるから、夕飯はコレ食べときなさい。の意味)
- 移民のホストファミリーだったので、食事がどうしても合わず、食べられるものが限られてしまった(しかもそれがほぼ毎日)
- 水を大事にする国なので、食器を洗う時よくすすがないから、洗剤が残ったお皿で毎日色々食べる(ドン引き)
- 全部テキトー(想像とまったく違う)
当時、周りからハズレのホストファミリーだったという話しか聞かなかったので、めちゃくちゃビックリしたのを覚えています。
ハウスルールにストレス
まだホームステイする期間(契約)が残っているけど、どうしても耐えられなくて、エージェントに相談してなんとか期間を短くしてもらって逃げるように出た人もいました。
その理由は
- 門限を過ぎたり、外出しているとホストマザーから鬼電
- シャワーは5分以内に浴びなさい
- 洗い物の時水を使いすぎないで
- 洗濯は頻繁にしないで
- 感覚の違いに耐えられない
などでした。
もちろんとっても素敵なホストファミリーに出会って、今でも連絡を取り合っている人たちもいます。
ただ、ホームステイを視野に入れている方は
『自分の想像と違うかもしれない』という事を理解したの上で、よく調べて手続きすることをおすすめします。
おわりに
今回は、ワーホリにエージェントなしでOKの理由を紹介しました。
エージェントを通すか通さないかでは、時間とお金のかかりようが違います。
理由は、高額なのでまずお金を貯めないといけないし、そのための時間もかかるからです。
冒頭で言ったとおり、頑張って貯めたお金はもっと他のものに費やすべきだと思っています。
エージェントを通せばラクさや少しの安心は得られますが、自力で挑戦する事によって、何にも変えがたい自信と成長を得ることができます。
もちろん、どんな選択をしても必ず素敵な思い出になると思っていますが
“Working”(働きながら)”Holiday”(ホリデー満喫)
という生活もめちゃくちゃ勉強になるし、いっぱい詰まった良い経験になります。
最初はどうしても心細くて、何もわからないし不安になりますが、ワーホリでどこの国へ行っても日本人はあなた一人ではありません。
冒険がてら楽しめれば、より自信がつく事間違いなしです!
乗り越えてしまえばこっちのモノですから。
素敵なワーホリ生活になりますように☆
少しでも参考になれば嬉しいです!