「ワーホリや海外旅行に行くときは、クレジットカードを数枚持っていくべき」とよく聞きますよね。
たいていの人は、「VISAとMasterCard作っとけばいいんでしょ」と思っていると思います。
決して間違っていないのですが、どう使うかを知ることによって、より安心・安全・お得に活用できて、もしもの時も役に立ちます。
そこで今回は、
- ワーホリ
- 留学
- 海外旅行
- トラベラー
こういった方のために、海外にはこれを持っていけばOK!という年会費永年無料のおすすめクレカ3枚を紹介します。
ワーホリ・海外に持っていけばOKのおすすめクレカ3枚
ワーホリや海外におすすめのクレジットカードはこの3枚です。
これらのクレジットカードはすべて年会費永年無料で海外旅行傷害保険(条件あり)がついています。
詳しいメリット・デメリットは下記でそれぞれ解説していきますね。
組み合わせや注意点についても解説しているので、ぜひ最後までお付き合いください!
エポスカード
エポスカードは、入会金・年会費永年無料で、海外旅行傷害保険が自動付帯されているすばらしいクレジットカード。
特に海外旅行やワーホリには絶対おすすめのクレジットカードです。
さらに、エポスカードをインターネットから申し込んで、マルイの店舗で受け取れば即日発行も可能。
丸井グループが発行しているので、マルイやマルイのネット通販でのショッピングもお得です。
エポスカードのデメリット・メリット
エポスカードのデメリットとメリットを解説します。
エポスカードのデメリット
- ポイントの有効期限が2年
- ポイント還元率が0.5%
ポイントの有効期限が2年
2年ってなんだかんだあっという間です。
「大きな買い物でたまったポイントがいつのまにか失効していた」なんてことありませんか。(←わたしの実体験w)
ちなみにエポスゴールド・プラチナカードはポイントの有効期限が無期限なので比較・検討してみてもよいかと思います。
ポイント還元率が0.5%
0.5%って多い?と思いきや、意外と少ないんですよね。
「先月けっこう使ったはずなのに、還元これだけか〜」なんて思うことも。
そんなときは
- 提携店舗でのカード利用(200円につき最大5ポイント獲得)
- 「たまるマーケット」経由でのカード利用(ポイント2~30倍(200円につき1ポイントを基準にした場合))
など、使い方によってはポイントがたまるので検討してみるのもアリです。
エポスカードのメリット
- 入会金・年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
- ナンバーレス・タッチ決済で安心安全
- ゴールドカードへの招待がある
入会金・年会費永年無料
一生0円だし、使わないといけないルールもないので、まったくリスクなし。むしろ持っているだけでお得です。
海外旅行傷害保険が自動付帯
利用付帯 出国前に、カードで旅費(フライトチケット、空港までの電車やバスなど)を支払ったら適用される。
自動付帯 カードを持っているだけで保険が適用される。(※持っていくのを忘れないように!)
このように、たいていのカードは使わないと保険が適用されない利用付帯が多いのですが、エポスカードはなんと持って行くだけで保険が適用される自動付帯なので、これは本当にありがたいですよね。
2023年10月1日(日)以降に出発する海外旅行を予定されている方はご注意ください!
また、補償内容も変更されています。(一部増額)詳しくはコチラ
ナンバーレス・タッチ決済で安心安全
これからの時代に欠かせない機能だと思います。
わたしのエポスカードは写真のとおり旧バージョンなので、ナンバーレスもタッチ決済も無し…。デザインもめちゃくちゃカッコよくなってるので羨ましい!はやく更新こ来ーい・・
ゴールドカードへの招待がある
『招待』なので、ゴールドカードを年会費無料で持てるチャンスがあります。
もしゴールドカードに招待されると
- 海外旅行傷害保険の補償額が上がる
- ポイントの有効期限が無期限になる
- 国内外の空港ラウンジを無料で利用できる
こういったメリットもあるのでワーホリや、海外旅行が好きな方には嬉しい特典です。
エポスゴールドカードのインビテーションをゲットしたい方は、ぜひこちらを参考にしてみてください!
ワーホリに行く方や海外旅行が多い方は、「エポスカード」はもうご存知かと思います。 なんとこのエポスカード、インビテーション(招待)をゲットすることによって、年会費永年無料のままエポスゴールドカードにランクアップさせることが[…]
\エポスカードを詳しく見る/
エポス公式サイト
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、ナンバーレス、タッチ決済(VISA)/コンタクトレス(MasterCard)機能搭載のうえ、カード利用24時間監視システムでセキュリティ性能が万全の良質なクレジットカード。
しかも、年会費永年無料で海外旅行傷害保険つきと文句なし。
日本の大手の銀行なので、世界的に信頼度も高く安心。ぜったい作っておきたいクレジットカードです。
三井住友カード(NL)のデメリット・メリット
三井住友カード(NL)のデメリットとメリットを解説します。
三井住友カード(NL)のデメリット
- ポイント還元率が0.5%
- カード番号はアプリや契約書類で確認する必要がある
ポイント還元率が0.5%
エポスカードと同様、還元率が0.5%のうえ、決まったお店でしかポイントが高く付きません。
なので、それ以外のお店での買い物のときは、還元率が高いカードを使用したほうがお得になります。
カード番号はアプリや契約書類で確認する必要がある
『めんどくさい』と思うかもしれませんが、個人的にはこれが普通になっていって、より安全だと思っています。
めんどくさいのは最初だけで、登録すれば次回からスムーズに買い物できるのがほとんどですよね。
限度額の変更、カードの送付、カードを止めるなど、ぜんぶスマホひとつで完了。
なので日本もきっとそうなっていくはず!
三井住友カード(NL)のメリット
- ナンバーレス・タッチ決済/コンタクトレス
- 日本の大手という強さと信頼
- セキュリティ性能が優れている
- 年会費永年無料
- 海外領傷害保険(利用付帯推奨)
楽天カード
楽天カードは年会費永年無料で、還元率が1%と『ポイントがザクザク貯まる』を実現させる優秀なクレジットカード。
海外旅行傷害保険も利用付帯ですが補償額も高いので、国内・海外旅行でもお得に使えます。
【追記】ついに楽天カードもデザインが新しくなりました!
・カード番号は裏面記載になったので盗み見防止
・タッチ決済の搭載(VISA・MasterCardのみ)
と一層セキュリティーが強化されたので、より安心安全ですね。
新デザインの楽天カードを2枚目のカードとしてつくることができます。
また、タッチ決済機能付きカードへ作り直すことも可能ですよ。
作り直しはこちら
楽天カードのデメリット・メリット
楽天カードのデメリットとメリットを解説します。
楽天カードのデメリット
- 通常ポイントの有効期限が、最後にポイントを獲得した日から1年間
- 公共料金の還元率が0.2%
楽天カードのメリット
- ポイントが貯まる
- 年会費永年無料
- カード番号裏面記載(盗み見防止)
- タッチ決済搭載(VISA・MasterCardのみ)
- 海外旅行傷害保険(利用付帯)が付いていて、補償額も高い
- 国際ブランドが選べる
と新デザインになってメリットも増えました!
2枚目の楽天カードを作れるのも嬉しいメリットですし、国際ブランドも選べるのでより安全に海外へも行けます。
実はわたし、2021年に初めて楽天カードを作ったのですが、入会ポイントや楽天での買い物でポイントがザクザク貯まるので、ほんと得した気分になりますね♪
一時帰国のときや、毎月のケータイ代の支払いに使っています。
3枚のクレカをおすすめする5つの理由
他のクレジットカードと比べて、上記の3枚のクレジットカードをおすすめする理由は5つあります。
これらのポイントを理解しておくことで、ワーホリや海外旅行をより安心・安全・お得に活用できますので、しっかりおさえておきましょう。
- 年会費永年無料
- 海外旅行保険がついている
日本大手の銀行のクレカは強い
- ポイントがたまる
- 安全・便利
それぞれ解説していきますね。
1. 年会費永年無料
『無料』に勝るものはないですよね。
たとえ年会費を払っても、それに見合った還元や恩恵をうけるほど使うかわからない場合は永年無料一択だと思います。
2. 海外旅行傷害保険がついている
利用付帯という条件付きでも、海外旅行傷害保険がつくのはありがたいですし、安心ですよね。
しかも、海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードを複数持っていれば保険金の支払いが合算されます。(※死亡・後遺障害保険金は合算されません。)
条件やおすすめの組み合わせについてはこの後で詳しく解説しますが、お得に利用すれば合算させることができるのです。
3. 日本大手の銀行のクレカは強い
日本大手の銀行なだけあって認知度が高く、やはり信頼があります。なので世界中で「使えません」と言われることが少ないです。
メインで使わなくても、1枚持っているだけで安心。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
4. ポイントがたまる
どのカードを使ってもポイントがたまりますが、特に楽天カードは還元率が良いので本当にポイントがザクザクたまります。
オンラインでポイント支払いも簡単にできますし、帰国後もためたポイントを使えるのでお得です。
5. 安全・便利
ナンバーレスとタッチ決済/コンタクトレス決済を搭載しているクレカは、サッと支払いができて、カード番号の盗み見やスキミングも防止できるので、めちゃくちゃ安全で便利です。
わたしも使っていますが、絶対についていてほしい機能で、これからの時代に欠かせません。
海外にクレジットカードを3枚以上持っていくのをおすすめする理由
海外にクレジットカードを3枚以上持っていくことをおすすめする理由は、こんなことが起こるかもしれないから。
- 使えない
- 盗難・紛失
- スキミング被害
- 磁気不良・破損
クレジットカードが3枚以上あると、万が一のトラブルにも対応できます。
それぞれ解説していきますね。
使えない
これは実際にわたしが体験したことなのですが、なぜか『VISAのクレジットカードが使えない』ということが起きました。
場所はバルカン諸国。お店にはちゃんとVISAマークもついてるし、クレカ支払いOK確認済み。なのに支払えない。
謎だったのが、スーパーマーケットでは100%使えるのですが、レストランやカフェでは使えるところと使えないところがありました。
個人的な憶測ですが、要因として考えられたのは
- MasterCardが主流だった(バルカン諸国がヨーロッパよりなので)
- VISAでも、日本大手の銀行のクレカじゃなかった
- 現地のクレジットカードシステムが整っていない(例:大型店は使えるけど、ローカルでは使えない)
本当かどうかはわかりませんが、日本でも店舗側が未対応のため「メジャーのクレジットカード以外は決済できなかった」と聞いたことがありました。
このような経験から、やっぱり日本大手の銀行のクレジットカードを1枚でも持っていくことをおすすめします。
盗難・紛失
海外では、隙あらば盗られるのはあたりまえです。
また、クレジットカードを取り忘れたり落としたりなど、うっかりしていた・酔っていた時に失くすこともあります。
スキミング被害
支払いの際にカードをスワイプした時や、ATMのカードの差し込み口の上にスキマーを設置してカード情報を抜き取ってお金を取るという手口です。
結果的には大丈夫でしたが、わたしの友人やパートナーもスキミング被害にあいました。
カード会社のセキュリティがしっかりしているので危険をすぐに察知してもらえたり、補償が受けれるという安心な面もありますが、できるだけ厄介な事を避けるために、何度もしつこいようですが、タッチ決済/コンタクトレス決済対応のクレジットカードを強くおすすめします。
磁気不良・破損
基本的にどのクレジットカードもかなり丈夫なので簡単には壊れませんが、チップやスワイプ部分の劣化や水濡れには注意が必要です。
こういった理由から複数のクレジットカードや口座が必要なんですね。
次ではおすすめの組み合わせとお得な使い方について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの組み合わせと使い方
ワーホリ・海外に持っていくクレジットカードのおすすめの組み合わせと使い方について解説していきます。
これらを知っておくことで、海外旅行保険の使い方や、もしもの時にも役立ちます。
おすすめの組み合わせ
おすすめの使い方
海外でクレジットカードを使うときは、以下の2つのポイントをおさえておくことをおすすめします。
- 外出用と保管用に分ける
- 口座も外出用と保管用に分ける
【クレジットカード】→ エポスカード(VISA)+ 楽天カード(MasterCard)
【口座】→ 楽天銀行に紐付け
【クレジットカード】→ 三井住友カード(NL)
【口座】→ 三井住友銀行
複数のカードを持っているからといって、全部を同じ口座に紐づけるのは危険です。
このように、出かける時に使うカードと部屋に保管しておくカードを分けておくと、盗難や紛失の時に困りません。
もちろんクレジットカードの組み合わせや口座の紐付けは自由ですが、VISA・MasterCard・大手の銀行をバランスよく分散することをおすすめします。
なにが起きるかわかりませんし、なにかあってからでは遅いので、
リスキーなことを避ける4つの注意点
1. クレジットカードの有効期限をチェックする
更新されたカードは日本に届きますが、「届いたら海外に送ってね」と頼むのは、国によっては送れない場合があるのでしっかり確認してからにしましょう。
仮に送ることができても国際書留になるので必ず本人がサインしないと受け取れないですし、補償はつけれるけど紛失・不正利用などのリスクもあります。
なので無理ではないですが、完全自己責任になるので十分注意が必要です。
2. クレジットカードは日本で作っていく
こちらも海外滞在中に「オンラインでクレジットカード作ったから、届いたら送ってね」と日本の家族に頼むのはリスキーです。
前もって日本で作ってから持っていきましょう。
3. 複数の口座にお金を入れておく
先ほども言いましたが、複数のクレジットカードを持っていても、すべての引き落としを1つの口座に紐付けるというのはリスキーです。
また、クレジットカードに関しても、すべてのクレジットカードを持ち歩かず、1枚だけでも別の場所に保管しておいたほうがよいです。
盗難・紛失・トラブルなど、もしものときに備えて必ず分散させましょう。
4. クレジットカードは早めに作る
審査・発行までに時間がかかる場合があります。
さらに、海外旅行傷害保険の加入を証明する「付保証明書」の発行にも時間がかかりますので、早めに作ることをおすすめします。
出国前に海外旅行傷害保険の「付保証明書」を発行してもらおう
ワーホリや海外旅行に行く際は、海外旅行傷害保険に入ってますよーという事を証明する「付保証明書」を無料で発行してもらえるので持参しましょう。
日本人は比較的信頼があるので、毎回しつこく聞かれることはないと思いますが、入国審査のときに「海外保険入ってる?」とたまに聞かれることがあります。そんなときに証明できるので安心ですよ。
付保証明書の発行は、エポスカード、三井住友カード、楽天カードすべて電話のみの受付となっております。
また、ウェブサイトには『出国の2週間前までに連絡』と記載されているので、余裕をもって依頼しましょう。
▶︎エポスカードはこちらから
▶︎楽天カードはこちらから
▶︎三井住友カードはこちらから
わたしはうっかりしていて1週間前に手続きしてヒヤヒヤしました。
ありがたい事に間に合いましたが、『営業日との兼ね合いもあるし、受付と発行の部署が違うので間に合うか保証できないし、特別に早急な対応もできかねる』と言われたので、残念ながら「至急お願いします」は通りません。
指定した住所に届けてくれますが、実家や違う場所に指定した場合は、転送や取りに行く手間なども逆算して、出国に間に合うように準備しましょう。
『余裕を持つ』って大事ですー!
まとめ:クレカは安心、安全、お得に使おう
今回は、ワーホリや海外に持っていけばOK!のおすすめクレカ3枚を紹介しました。
すべて年会費永年無料なうえに、持っているだけでお得なので、とりあえず作っておくだけでも損はありません。
上記で紹介した3枚のクレジットカードは
と最強な組み合わせになるのです。
この3枚でも銀行口座も2つ開設できて(三井住友銀行・楽天銀行)、それに合わせてカードも分けて使えます(外出:エポス・楽天カード 保管:三井住友カード)。
「クレジットカードをどう使うか」を知ることによって得られることがたくさんあるので、存分に活用してください。
素敵なワーホリ・海外生活になりますように!
この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。